ママがほんとうにしたかったこと

エリザベス・イーガン 小学館 ISBN-13: 978-4093567183

主人公が自分と似ているからという理由もあるけれど、今年のベスト1かもしれない。主人公のアリスに「あなたは私か」と何度も思いながら読みました。たまにあるよね、人生に出会ういくつもの本の中に。

夫が高収入の職に就いているおかげで安心して家で3人の子供を育て、学校の手伝いに顔を出したり、友人の書店の手伝いをする毎日は非常に満たされていてなんの不自由もないはずが、ある日夫が会社にけんかを売って辞職し、自分で事業を起こそうとするのがお話の始まり。今後の収入が激減するのは明らかだから、妻のアリスも自ら再就職先を探し、無事見つかったことで今までの生活が激変するのだけれど。
時を同じくして仲の良い父のガンが再発。父に死期が迫りつつあり、寄り添ってあげたいと思いつつもアリスは新しく就いた仕事にも時間と心を割きたい。微妙な年ごろになってきた子供たちとはぎくしゃくすることが増え、仕事がなく空いた時間をアルコールを飲むことで埋める夫との間でだんだん距離が出来始めて……というお話。
とにかくサイドストーリーがいくつも同時進行してとても面白くて、「で、次はどうなるの!?」と思いながら一気に読み終えました。最後は少し泣いてしまった。

著者はこれが処女作ですが、私はこの作品を通していちばん感じたのは、著者の中で私がこの物語を書かなければ、という突き動かされるような強い衝動があったのではないかと思ったことでした。こう、作家としてデビューをしたいというよりは、居ても立っても居られず、体の奥底から言葉があふれ出て、どうしても紡ぎたい話がある。そんな風に感じました。

花火大会

暑い中、日中は都心で用事をこなし、夜は夜で末の子は夫にお任せして上ふたりを連れて地元の花火大会へ。
会場が競馬場ってことですごく近くで見られていいんだけど年々入場者が増えているような。
会場が競馬場なせいか始まる前の観客のノリが第10レースの時に似ているような。
もしかして5歳児は怖くて泣くかな?と思ったけれど、音にはびっくりしたものの楽しんだようです。



子どもたちは「おかあさん、(花火の)写真撮って!早く早く!」って言うんだけれど花火の写真は難しいね。

母のこと

私の母の子育てはどうだったのかというと、自分が親になったからよけいに意識するようにはなったんだけど、母が立派だったのは、私に対して「女の子だから」という言葉を一度も使わなかったことだと思う。
幼稚園の時(3~4歳くらいの時だったと思う)、園で椅子の上に敷く座布団を注文することがあって、私はもらったパンフレットに乗っていたクマのアップリケがついた青い座布団を気に入って、これがほしい、と言って母もそれを注文したのですが、後日園に届いたお品を見て知りました。他の女の子はみんな赤い座布団を選んでいたのです。でも母は、女の子なんだから赤を選びなさい、とは一言も言わなかった。私の意志を尊重してくれた。
注文したお品が届いて周りを見ると、女の子はみんな赤色の座布団を買っていて、青いのは私だけ。その時初めて私は、世の中は女の子は赤、男の子は青を選ぶんだ、という事実を身を持って知ったのでした。それくらい強烈な出来事だった。

今の私はとても褒められた子育てはしていないけれど、それでも3人いる子供たち(男、女、女)に、お兄ちゃんなんだから、男の子/女の子なんだから、という言葉は一度も言ったことはない。男の子もスカート履いていいんだよって思うし、女の子だからズボンはダメとは思わないし、結婚相手は同性でもいいんだよって話すときもある。本人たちにどのくらい伝わっているかは分かんないけれど、性別に囚われなくてもいいんだよ、ということは心から伝えたい。

母には感謝してもしきれないことがたくさんあります。でもそれをここで書くんじゃなくてちゃんと言葉にして本人に伝えないとね。
それでもここで書かせてね。お母さんありがとう。




ハッピーバースデー♪



今月誕生日でした。

Many Happy Returns of the Day!

って自分に言っときました!

香辛料

香草焼きを作ろうかな、と思って、でも香辛料はどうしたものかとなにげなく最寄りのスーパーのスパイスコーナーをのぞいたら。

 

こんなことになっていた。確かにちょっと使いたいものが少しだけ手に入ったらすごく助かるのでこれはとてもいい商品だと思う。ここに並んでるのを端から全部買ったらもうなんでも作れてしまうのでは?とおもうくらい充実していました。すごいです!ハウス食品とS&Bが真っ向勝負なのも興味深い。


で、このコーナーにぶら下がっていた「チキンのハーブ焼き」を買って作ってみたのですが。



使った鶏肉が安かったせいか、水気が出てしまっていまいちな仕上がりに。最初にフライパンでお肉に焼き目をつけたから大丈夫だと思ったのですが。うーん。相変わらず料理のセンスがない。
真ん中の娘は香辛料が合わなかったようで、「(ハーブが)くさくていやだ」って言うし。早く大人の味覚になってくれ。甘口のカレーライスや辛くない麻婆豆腐からいつ卒業できるのやら。